オタクだって人間なわけで。

備忘録とお気持ちまとめ。感情もなにもかも垂れ流し。

足湯という概念。

 

まず最初に続き書けてたらハーゲンダッツでも買ってお祝いしよ〜みたいなこと書いてたので、今日はハーゲンダッツ買おうと思う。

 

私は物にも人にも、とにかく自分の琴線に触れるもの全てにおいて「もっと知りたい」とか「深く理解したい」とか、そういう気持ちがだいぶ強くて、ジャンルとかも食わず嫌いがない。悪く言えばミーハー。

でも知りたい衝動にすぐ駆られるから、一旦火がつくと怒涛の勢いで知らなかった期間を埋めようとする。

『◯◯は沼堕ちしてからの情報を吸収する勢いと成長スピードがえぐい』

とか言われるような、そんな猪のように本能!直感!勢い!パワー!!!という感じで生きている私の好みを知り尽くし、反対に全く刺さらないものも理解していて、共に病み散らかした青春を過ごしたSちゃん抜きに、私のジャニーズ沼堕ちは語れない。

 

uxuxw.hatenablog.com

↑ それはこっちに少し書いている

 

ある界隈を推していた時に知り合ったSちゃんと共通の友達が、Twitterに載せた動画のURLが始まりだった。

『デビュー決まったんだ、、個人的にSixTONESはまじで報われてほしいグループだからよかった、おめでとう』

そのツイートと共に上がってきた動画はまだデビュー前、当時ジャニーズJr.だったSixTONESの6人が少クラでJAPONICA STYLEを披露しているもの。

田中樹くんのことはお兄さんが有名だったし、母がそのグループ好きだったから曲聞いたりはしてたってのもあるけど、かつて放送されていた番組にいかにもモテ散らかしてそうなJ2が出てたのを「かっけぇ〜、、そしてモテそう〜、、」と思いつつ夕飯食べながら観ていた。あとは妹がポポロやMyojoなどのアイドル誌を買っていたので、バカレア組のことはなんとなく知っていた。でもそれだけ。

中学生の時にはメンバーの森本慎太郎くんがドラマに出ていたのも観ていて、友達と「あの人ジャニーズの人なんだって!かっこいいよね〜」とか言ってはいた。でもその人達が今もグループとして集まり、活動していることは全然と言っていいレベルで知らなかった。

今思うと夕飯食べてボーッと観てたり、学校で友達と話してたあの頃からもう刺さってたんだろうなって思ったりする、好み的に。だって今、末ズと呼ばれるジェシーくんと森本慎太郎くんのオタクなんだもんな、、。

動画を見ている間、ずっとジャニオタでもないのにそういう経緯からどこか懐かしさを感じ、個人的にぶっ刺さってきた衣装のテイストと扇子を使ったパフォーマンスに釘付けになった。

初めてちゃんと、流し見とかでもなくしっかり見て、ジャニーズのアイドルってかっこいいと思った。

あの和洋折衷感ある衣装もたまんなかった、、後に出てくるMVの衣装も好きなんだけど、あの少クラで着てた衣装が好きなんだよね、、あと振り付けも。しなやかな感じで。

ちなみにその時見た放送回はほくじゅりがラスサビで絡んでたやつだったから、ジャニーズってこんな魅せ方するんだ!?!?って見てはいけないものを見た気がして変な声が出たし、通勤途中のバス停で人権を失いかけたんだよな、、オタク出ちゃった。

 

そこからYouTubeを漁り、Jungleのパフォーマンスやら、KAT-TUNのカバーしたやつやら何やらを暇さえあれば見漁った。

もうどれ見てもかっこいい。顔がいい。あとかっこいいターンとおもろターンの差がすごい。しかも本当にまだデビューとかしてなかったんだ、、Jr.だったんだ、、この感じで、、って思っちゃうくらいオーラというか、強かった。それこそデビューしたKAT-TUNを始めてテレビで見た時みたいな。イケイケお兄さんの感じ。

それでもすぐにズドン!と沼るわけでもなく、今も推している別沼のアイドルをメインに追いつつ、たまにちらっと見ていた。

これは自論だけど、メインで推しているところとは別の沼だったり、アイドルをつまみ食いすることを足湯と呼んでいる。膝下ならすぐ上がれるし、パシャパシャして楽しいところだけ摘んで住処に帰れる。がっつりハマったり推し始めると、古参と新規のやり合いとか、変に凝り固まったファンの中での意味不明なルールとか、そういう良いことばかりじゃないことも絡んでくる。それにずっとジャニオタと呼ばれるオタクに対して「一度堕ちたらもう抜けられない、カタギの世界には戻れない、、」みたいな恐怖も感じていたので、珍しくどこか自分の中で、好奇心だったり、もっと知りたいって衝動を抑えていた。