オタクだって人間なわけで。

備忘録とお気持ちまとめ。感情もなにもかも垂れ流し。

微笑みの国で沼を見つけた話。

 

久々にはてなブログを開くと私の性格がモロに出てた、気がつけば2年以上も書いてないじゃん。おもろい。(何も面白くない)

更新していない間に日常でいろんなことが起こっていたのもあるけど、今日は一旦諸々については置いておいておくとして、懲りない私がまた新たな沼に足を突っ込んだ話をしようと思う。

 

突然だが、私は最近BLにハマった。

いや突然すぎるよね、分かってる。急じゃんってなるよね、分かってる。しかも20代半ばを折り返したこの歳で、何の前触れもなく、ある日突然。急にハマった。しかもタイ、異国のBLに。

てかまず文字が読めん、、記号じゃん、、何言ってるかも分からん、、発音が韓国語よりむずい、、そして字幕ないとまじできつい。

コロナ禍で人気が一気に出てからタイ沼と呼ばれているらしい、そんな底なしっぽい沼に今回は足を突っ込んだ。

友達には学生時代からちらほら腐女子はいたし、知識ゼロというわけでもなかった。

ただ自分がまさか、、しかもこの歳でハマるとは予想外だった。

K-POPオタクであり、ジャニーズの沼にも足を突っ込み、そしてなぜ急にタイ、、人生って本当に何が起こるか分からない。だから楽しいんだけど。

またタイ沼堕ちのきっかけ、たくさんいる尊いCP達のこと、沼堕ちの経緯や理由などについて細々とこの場にまとめていこうと思う。

 

、、、書ける?私書ける?絶対途中でまた書かなくなるじゃん、書いてね?私のために。これは備忘録なんだから。

オタクと母性。

今年、遂に妖怪無銭おばさんから微課金おばさんへと変化を遂げたが、もっと熱を込めてオタクをしている方々に比べると全然と言っていい程なわけで、私の気持ち的には自分をまだジャニオタ名乗るレベルに達していないのではないか?と悩んだりする。

FC入ってないと胸張ってファンだと言えない自分がいて、軽率に言っちゃいけないんじゃないかとか、いろんな人に怒られるんじゃないかとか。分からんけど。

ただこれは私が自分に対して思っているだけで、他の人に対しては思わない。"好き" は人それぞれだし、各々のやり方でオタ活をすればいい。人様に迷惑を掛けるようなことだったり、自分が好きで応援している人を下げるような、そういうのは良くないけど。

時間も、お金も、メンタルも、無理せず病まず、心地よくやれるのが一番だと思う。だって幸せだな〜っていう気持ちだったり、楽しいなぁ〜って満たされるような何かを感じるのがオタ活やる上ですごく大事だと思うから、、そりゃスタンスもそれぞれだし、好きなアイドルの発言に一喜一憂して楽しむ人もいるんだけどね、、あと学生と社会人とかでも色々変わってきそう、、私もそういう時があったし、、もうこの「私も昔は〜うんたらかんたら〜」みたいなこと言い出したら歳なんだよ、、今猛烈に老いを感じちゃった。

 

ただこの老いを感じてしまう瞬間はこの歳になると結構あって、10代の頃や20歳なりたてくらいの時までは好きになる人も推しもみんな年上だった。てかもう年上しか興味がなかった。年下=弟的存在 or 後輩的存在 って気持ちだったし、年下に男性としての魅力を感じなかった。でも、ある一定の年齢になって急に「年下、アリやないか?」みたいな目覚めるタイミングがあって、そこから愛で始めちゃったんだよね。男は動物的本能で若い相手を求めるみたいな話を聞いたことあるけど、あれ別に男とか女とか関係ないんじゃないか?って周りのオタク見てたら思うし。あんた、、それはもう完全に癖だわ、、みたいなのゴロゴロいるからね。

可愛い〜ってなるアイドルのプロフィール見たらしっかり年下ばっかりとかあるし、タメくらいかな〜ちょっといいな〜ってWikipediaとかで調べると3つも下なの!?という現象も起きてくる。最近の子は大人っぽい、顔面とか完成度とか諸々が人生酸いも甘いも知ってますみたいな子たまにいるからびっくりするけど。

そういう子が頑張ってたら「可愛い、、よし、おばちゃんがご飯奢ったろ、、」となり、かっこよくパフォーマンスしてたら「偉いね、、よ〜しよしよし、、」となり、年上のオタクを一気に狩り尽くすような発言を聞いて「お前、、もう私が養ったる、、任せろ、、馬車馬のように働くからな、、」ってなる、これは本当になる。

年下とかないわ〜って今思ってる人がいたら油断すんな!?すぐやられるぞ!?ってめっちゃ言いたい。少なからずオタクとして生きていく年数が増えていくほど、アイドル市場はどんどん下が増えていく。そりゃね、必然的に年下が多くなっていくからね、、職場でも気付いたら後輩こんなにいたっけ?自分が一番序列的に下だったのに?ってなるけどそれと同じことを感じる。あと赤ちゃんみたいだった子がある時を境に急に大人の顔してるの見た日ね、、あれは食らっちゃう、、色々察したり悟ったり、そういうのもあるけど、シンプルに成長を感じてしまって、、もう気持ちは親戚のおばさん。

私は最近Snow Manのラウールくんでそれを味わった。圧倒的に一番若くて、初めて見た時若すぎて自己紹介巻き戻してもう一回聞いた。結構衝撃だったから、、唯一の10代か、、すごいなぁって。スノに加入してからの彼しか知らなかったけど、YouTubeで動画漁ってたらもう、全国のラウールくんママ()たちが作ってるまとめ動画にいるのよ、生まれたての彼が、、黒髪でほっぺもちょっと幼い感じで、、好きな食べ物は?って聞かれて「好きな食べ物はぁ〜揚げ物 笑」つって、、あれ可愛いね、、揚げ物好きってのは若さの象徴じゃん?私もママに立候補させて欲しくなる。

曲を聴いたりYouTubeのチャンネル動画も追っていくと、竹か?ってくらい急成長する身長、どんどん低くなっていく声、表情というか顔つきも変わっていく感じとか。いろんなことを乗り越えて、若さゆえの苦労だったり、私なんかが想像もできないようなことを経験して大きくなっていってるんだなと勝手に胸が苦しくなった。こんな新参者の、誰やねんお前みたいな、そんな無名おばさんだけど、心から幸せになっておくれ、、って思っちゃう。18歳か、、伸びしろしかねぇよ、、。

Sちゃんが「ラウに関してはみんなママみたいな気持ちで見守ってる、スノ担の子と鑑賞会したら運動会の声掛けみたいになる」と言ってたので、気になって動画見せてもらったら思っていたよりもみんな母だったし、だいぶ熱い声援が送られてた。MV鑑賞会が本当に運動会みたいになってた。やっぱそうなるよね、オタクって本質はみんな同じだなって思った。

全国にママがいるラウールくん、、いいな、愛されているね、、すくすく育つんだよ、、という気持ちでいっぱい。Snow Manのオタクの方々から「お前がラウのママ名乗るのなんて20000年早ぇんだよ!!」というお叱りを受けるかもしれない、SixTONESの森本くんやジェシーくんのオタクなのにみたいな、そういうのもあるかもしれない。私はTwitterでジャニーズ専用の垢を作ってないから分からないけど、ちょこちょこそういうのあるみたいな話は聞くので、、それは真摯に受け止めるし申し訳ないです。だってそりゃそうよね、本腰でスノ一本の方もいるし。生半可な気持ちでやめろよみたいな、気合い入ってるヤンキーみたいな人いると思うし。分からんけども。

でも可愛いんだもん、、応援したくなっちゃうのよ、、頑張ってる人を見て応援したくなったり、頑張れ!って思うのは許してもらいたい。なんせ行き場のない母性だけが年々増していくもので、、今のところそんな予定も、母性を注ぐ我が子もおりませんので、、全国ラウールママ連盟に欠員が出た時の控えでいいので、一応在籍だけさせてもらえたら嬉しいなって思います。

脱 妖怪無銭おばさん。

 

なんやかんや思い留まりながら、ズルズルと2年近く足湯という言い訳をして、じわじわと知識を蓄えながらもつまみ食いを続けていた。

賛否両論あると思うが、私は推すと決めたそのアイドルに対して数字だったり金額だったり、そういう目に見える形で気持ちや愛を示したいと考えている。だからって毎回めちゃめちゃ積んでるのかというわけではなくて、あくまでも無理のない範囲で、自慢ではなく自己満足でやっている。好きな人にはお金も時間も許す限り注ぎ込みたい人間なので、その為になら休日出勤もするし、残業も「はい喜んで〜!!!」って某たぬき系お好み焼きチェーンの店員さんばりのテンションでやる。私は私の楽しみのために自分で稼いでんだ、しょーもないだの何だのって文句は誰にも言わせねぇ。

 

この時「ジャニーズのコンテンツに課金したら終わりや、、まじで戻れなくなる、、」という考えがあった。人の心理として、お金や時間を使うともっとのめり込むみたいな話も聞いたことあったので、課金せず楽しめるYouTubeや他の動画サイトで観れるものを遡りつつサクッと観ていた。

あとTVerとかね、再生回数とか大事だからね、、。

 

そんな世にも奇妙な"妖怪 無銭おばさん"になっていた私にある日、Sちゃんが言った。

『月額ワンコイン以下でスノスト全員のブログ読めちゃうよ!他のグループのも読めるよ!』と、、。

SnowManにも興味を示し始めていた私は「コスパ半端ねぇ、、康二のブログも読めるやん、、」となり、ざっくりとブログの内容はこういう感じだよ〜という説明も受け、ブログへの課金を前向きに検討し始めた。

自覚してるけど、この「前向きに検討する」を使う時は放っといても手を出す。ライブやイベントに飛ぶ時、何かを買う時、これ言い出した後は絶対飛んでるし買ってる。

しかもみんな大好き(贔屓)岸優太くんのブログまで読めると言うじゃないか、、そんなの入らないわけない。だって岸くんは自担とかそういう枠を飛び越えて好きでしょ、、あんなに可愛いんだもん、、なのでDASHは私得です。岸くん・森本くん・リチャの3人を見れる番組なので。リチャっていい子(贔屓)

 

そこから前のめりに数日検討した結果、森本刑事とRIDE ON TIMEを観たいがためにFODもセットでさら〜っと加入した。だって月額¥330でいろんなアイドルのブログ読めるってすごくない?日割り計算したらお得じゃん、毎日神社でお賽銭投げ入れて参拝してるようなもんよ?ライトなお布施、ありがたや、、。

しかも昔いた沼なんてもっと高かったし、グループ別に料金発生してた気がする。世知辛い世の中よね、、。

 

毎日ジェシーくんの『ポジティブポジティブ〜♪』という言葉で励まされたり、森本くんのツイートっぽい短めの言葉と共に上げられる写真(たまにエモい夜景とか可愛いシェリーちゃん)で日常を感じたり、岸くんの後輩から送られてくる元気すぎる業務連絡みたいな『お疲れ様です!!!!!!』で癒され、最近ブログがリニューアルされてから毎日更新してる向井康二くんの投稿も楽しみにしつつ、ここ数ヶ月は生きている。

高地くんも毎日ブログ更新していて読むのが楽しみなんだよね、、ほっこりする、、さすが愛されコーチ、、。

深澤くんのブログは読むたびに "❗️わら" とか、そういう絵文字使いだったり文章だったりに懐かしさを感じちゃって、、爆発しそうになるというか、、滅びゆく古の文化と青春時代に想いを馳せちゃう、、このまま変わらず貫いてほしい。

女心となんとやら。

 

夏が過ぎ、秋が来て、SixTONESSnow ManのFCが出来た。

Sちゃんや何人かの友達が繋がらないFCサイトと格闘し、『繋がんねぇ!!!』とか『時間少しずらしてやってみようかな』なんてツイートしているのを読んでいたのが懐かしい。

この投稿で少し、と言いつつ長くなるけれど、私が今でも推しているアイドルの話をしようと思う。

 

その頃の私はというと、色々あって推しが芸能界から突然いなくなった虚無感や悲しさ、掌を返したように昨日まで応援していたはずのオタク達が一斉に袋叩きにしている怖さ、それに対する怒り、残されたメンバーの憔悴した姿を見て感じる無力さとやるせなさ、、そんないくつもの感情の連続パンチで押しつぶされそうになりながらも仕事に行き、生きるために食事をし、帰ったら最後に推しが出た歌番組の放送回を観ては泣いていた。

私は基本的に泣かない。感動系でも、誰かがいると泣けない。悔しい時か誰か大切な人が亡くなった時にしか泣かないんだけど、この時はアイドルとして大切な人である推しが葬り去られたような気がして、涙が止まらなかった。

ただどんなに辛くても、悲しくても、生きるために働かなくてはいけない。オタクである前に人間としての生活がある。まぁみんなそうなんだけど、、。この時心の底から脱退休暇とか欲しくなった。

この推しは今、また表舞台に戻ってきてソロとして活動している。もちろん今でも大好きだし、応援しているし、不動の一位というか、宇宙一のアイドルで自慢の推しだと思っている。

正直言うと、また元のグループでみんなと一緒に活動してほしい。けれど傷ついたり、心ない言葉に晒されたり、いろんな苦しいことがまたあるかもしれない芸能界に戻ってきてくれた。また名前を呼べること、これからもこの人のファンだと言えること、歌声を聴けること、スポットライトに照らされて踊る姿を見れること。その全てがもう二度と無理かもしれないと思っていたから。しばらくは欲張らず、いろんな形でオタクに愛や感謝を示し、惜しみなく与えてくれる推しを噛み締めたい。

 

年が明けて春が来た頃、その推しとのオンラインイベントが当たった。画面越しで2分間、1:1で話せるトークイベント。めちゃくちゃ嬉しかったし、引くほど号泣した。私って嬉しくて泣く人間だったんだ、、ってびっくりしたのを覚えている。

ただこの時、既に私の中でSixTONESという存在が大きくなっていた。

イベント前日もすごく嬉しいし、吐きそうなほど緊張しているはずなのに、その日SちゃんとしたLINEを遡って読んだらびっくり。推しの話と同時に末ズの話をしていた。おかしい、宇宙一のアイドルで泣くほど嬉しい推しとの会話を明日に控えてるはずなのにおかしい。

「遂に明日じゃん、実感なさすぎてやばい」みたいな会話の次に「慎太郎くんすきじゃん!!」「おジェスってええな、」って、、実感なさすぎるにも程がある。

おジェスはジェシーくんのことをノリで友達と呼んでいるもので、ルイス呼びになる時もある。私の中ではどうしてもルイスがついてた時代の印象が強いし、あとはただ単にルイスジェシーって言いたいだけ。なんかいいじゃん。呼びたくなるんだよね、ルイスジェシーって。あと森本慎太郎くんのことは後にモリ呼びになった。失礼かな?と思ったりもするけど許してほしい、だって呼びやすかったんだもん。元々私は慎太郎くん!みたいな呼び方するタイプのオタクじゃないので、、本人が私の書いているこの文章読みませんように、、。

しかもなぜかSnow Man渡辺翔太くんが全身脱毛してる話題に食いついて「え、とぅるとぅる?まじで?」って言ってて。なんか本当に、あの、もっと緊張感待って?

イベントはすごく楽しくて、たくさん緊張もして、声は裏返るわ、推しの言うことやること全部がたまらなくて後ろにのけぞるわ、とんでもなく気持ち悪いオタク全開のまま無事に終わった。

 

その熱量のまま友達から来てたLINEを返しながら、ここでふと、なんとなくだけど「あぁ、終わったなぁ」と思ってしまった。この終わったというのはイベントを終えた感想もあるけど、自分の中で一区切りついたなぁという感覚に近くて。あなたのことが大好きだよという気持ちを、自分なりの言葉にして推しに伝えられたことで、沸騰に近いモチベーションが予熱のようなものに変わった瞬間だった。

沼を変わるタイミングは今までこの流れが多かったから、こんなに大好きな推しから手を引く日が来るなんて、、と思ったけど、それから約半年経った今もオタクをしているから「これが安定期的なもんか、」って考えたりしてる。

 

多感な年頃に私はリアコという形の恋をしたからだろうか。私は誰かを好きになる時も、誰かを推している時でも、常に思っていることがある。それは例えば1ヶ月後だったり3ヶ月後、あるいは1年後にその人を好きだという保証もないし約束もできないという思考。

もちろん気持ち的にはずっと大好きだし、推していたいし、ずっとこの気持ちが続いたらいいなとは思う。

頭ではそう考えていても、人の心というものは移ろいやすい。女心と秋の空、なんて昔の人は上手いこと言ったもんだ。それだけ変わりやすく、先が読めないんだろうな。だって永遠を誓って結婚しても離婚するじゃない、人間という生き物は。

冷めてるのかなって思ったりもする。昔ほどではないけど、愛してるって言葉も、ずっと一緒とか、永遠にとか、そういう不確かな約束も好きじゃないし得意じゃない。だって守れなかったら嘘になるじゃん。嘘つきたくないじゃん。私は守れる約束しかしたくない。

こんな私も結婚願望はある。なんだか矛盾してるなぁ。

 

長くなるどころか、結局ずっとだらだらと、、。

この推しという存在が、それだけ私にとって特別な存在ということなんだと思う。だからってSixTONESは違うのかというとそれはまた別で、、まだ本格的に沼堕ちして1年も経っていないので、、これからどうなるかは私にも分からないとしか言いようがない。

 

ちなみにこの推しは異国の方なので、息を吐くように愛してると浴びせてくれて、愛してるを浴びたい人だ。オタクとして浴びる「愛してる」も、オタクとして浴びせる「愛してる」も、私には丁度いいし心地いい。

それは多分、責任が伴わないからだろうなと思う。別に私1人に向けられたものじゃないから、どこか分散される気がして。それでライトに捉えられるからだろうなぁとか思ったり。それが嫌な人もいるんだろうけど。

足湯という概念。

 

まず最初に続き書けてたらハーゲンダッツでも買ってお祝いしよ〜みたいなこと書いてたので、今日はハーゲンダッツ買おうと思う。

 

私は物にも人にも、とにかく自分の琴線に触れるもの全てにおいて「もっと知りたい」とか「深く理解したい」とか、そういう気持ちがだいぶ強くて、ジャンルとかも食わず嫌いがない。悪く言えばミーハー。

でも知りたい衝動にすぐ駆られるから、一旦火がつくと怒涛の勢いで知らなかった期間を埋めようとする。

『◯◯は沼堕ちしてからの情報を吸収する勢いと成長スピードがえぐい』

とか言われるような、そんな猪のように本能!直感!勢い!パワー!!!という感じで生きている私の好みを知り尽くし、反対に全く刺さらないものも理解していて、共に病み散らかした青春を過ごしたSちゃん抜きに、私のジャニーズ沼堕ちは語れない。

 

uxuxw.hatenablog.com

↑ それはこっちに少し書いている

 

ある界隈を推していた時に知り合ったSちゃんと共通の友達が、Twitterに載せた動画のURLが始まりだった。

『デビュー決まったんだ、、個人的にSixTONESはまじで報われてほしいグループだからよかった、おめでとう』

そのツイートと共に上がってきた動画はまだデビュー前、当時ジャニーズJr.だったSixTONESの6人が少クラでJAPONICA STYLEを披露しているもの。

田中樹くんのことはお兄さんが有名だったし、母がそのグループ好きだったから曲聞いたりはしてたってのもあるけど、かつて放送されていた番組にいかにもモテ散らかしてそうなJ2が出てたのを「かっけぇ〜、、そしてモテそう〜、、」と思いつつ夕飯食べながら観ていた。あとは妹がポポロやMyojoなどのアイドル誌を買っていたので、バカレア組のことはなんとなく知っていた。でもそれだけ。

中学生の時にはメンバーの森本慎太郎くんがドラマに出ていたのも観ていて、友達と「あの人ジャニーズの人なんだって!かっこいいよね〜」とか言ってはいた。でもその人達が今もグループとして集まり、活動していることは全然と言っていいレベルで知らなかった。

今思うと夕飯食べてボーッと観てたり、学校で友達と話してたあの頃からもう刺さってたんだろうなって思ったりする、好み的に。だって今、末ズと呼ばれるジェシーくんと森本慎太郎くんのオタクなんだもんな、、。

動画を見ている間、ずっとジャニオタでもないのにそういう経緯からどこか懐かしさを感じ、個人的にぶっ刺さってきた衣装のテイストと扇子を使ったパフォーマンスに釘付けになった。

初めてちゃんと、流し見とかでもなくしっかり見て、ジャニーズのアイドルってかっこいいと思った。

あの和洋折衷感ある衣装もたまんなかった、、後に出てくるMVの衣装も好きなんだけど、あの少クラで着てた衣装が好きなんだよね、、あと振り付けも。しなやかな感じで。

ちなみにその時見た放送回はほくじゅりがラスサビで絡んでたやつだったから、ジャニーズってこんな魅せ方するんだ!?!?って見てはいけないものを見た気がして変な声が出たし、通勤途中のバス停で人権を失いかけたんだよな、、オタク出ちゃった。

 

そこからYouTubeを漁り、Jungleのパフォーマンスやら、KAT-TUNのカバーしたやつやら何やらを暇さえあれば見漁った。

もうどれ見てもかっこいい。顔がいい。あとかっこいいターンとおもろターンの差がすごい。しかも本当にまだデビューとかしてなかったんだ、、Jr.だったんだ、、この感じで、、って思っちゃうくらいオーラというか、強かった。それこそデビューしたKAT-TUNを始めてテレビで見た時みたいな。イケイケお兄さんの感じ。

それでもすぐにズドン!と沼るわけでもなく、今も推している別沼のアイドルをメインに追いつつ、たまにちらっと見ていた。

これは自論だけど、メインで推しているところとは別の沼だったり、アイドルをつまみ食いすることを足湯と呼んでいる。膝下ならすぐ上がれるし、パシャパシャして楽しいところだけ摘んで住処に帰れる。がっつりハマったり推し始めると、古参と新規のやり合いとか、変に凝り固まったファンの中での意味不明なルールとか、そういう良いことばかりじゃないことも絡んでくる。それにずっとジャニオタと呼ばれるオタクに対して「一度堕ちたらもう抜けられない、カタギの世界には戻れない、、」みたいな恐怖も感じていたので、珍しくどこか自分の中で、好奇心だったり、もっと知りたいって衝動を抑えていた。

"沼"は常にそこにある。

ブログのタイトルにも書いたが、"沼"は常にそこにある。

気付かなかったり、故意に避けていたり、視界には入ってるけど興味を唆られなかったり、沼にいる先住者達(古参や古株とかまぁそういう方々)が怖くて近寄れず眺めているだけだったり、色々あるけど割とすぐそこにある。
というか、あっちもこっちも沼だらけ。
これはあくまで私個人的な意見だが、それもほぼもれなくハマったら終わりの底なし沼だ。
分かりやすいものならアニメや漫画などの二次元、2.5次元などの舞台系(詳しくないので表現が拙い)、沼の数が多いイメージのアイドル。
そしてそのアイドルと呼ばれる存在の老舗であり、一番誰しもが馴染みあるのがジャニーズだと思う。

このブログは筆者である私、20代独身社会人(彼氏無し)が、なぜ一度も通ってこなかったジャニーズという沼に大人になってから突然ハマり、ジャニオタになったのか。
その経緯と記録、いいのか?という言葉にできない謎の不安や予想外の事態への動揺。
そういうものを解消しつつ、自分なりに整理するべく書いていこうと思う。

振り返れば私には中学生の時、既にオタクとしての片鱗があった。
アイドルや二次元ではなかったけど、この時もう既にファンとしてのスタンスに表れていた。

最初は単なる憧れの気持ちだけだった。
というよりも、正しくは"そう思っていただけ"の様な気がする。
それがいつの間にか憧れで留めておけるような、そんな綺麗で純粋なものではなくなっていった。
高校に上がる頃には同じメンバーを応援していたり、同じような気持ちを抱いているファンに嫉妬し、プライベートで遊んでいることを知れば病み、彼女との流出写真や流れてくる噂を聞く度、腹の底が焼け焦げるような怒りが湧いていたし、
「なぜ自分はこんなに好きなのに叶わないんだ、、、」
という感じで毎晩ひとりでコソコソ布団で泣いていた。
相当やばいよね、分かる。今自分で書いてて引いている。
どう考えても精神衛生上よろしくない思春期でしかない。
まぁそれほどまでに見事なリアコタイプのオタクだった。
そんな頃Twitterで知り合った子と仲良くなり、その子も同じグループにいる他のメンバーに対して同じような感情を抱えていたこともあり、意気投合。
お互い抱えてしまった気持ちを肯定しつつ、かと言って大きな声で言えることではないと抑えつつ、時に負ってしまった傷を慰め合いながら友情を深めた。
ちなみにこの一生の友とも呼べる彼女、Sちゃんとは10年近く経ち、大人になった今も仲がいい。
この頃の話はもっぱら酒の肴。
昔話をつまみに飲む酒って、美味いんだよな、、。

そんな病み散らかした精神で私は10代後半を過ごし、途中何度か別グルや別界隈へと沼を渡り歩いた末、安住の地のような沼を見つけてそこに浸かっていた。
そう、浸かってたの、どっぷりと。
いい湯だなぁ〜的感覚で、肩までしっかり浸かってた。
急に感覚とかの話になってしまって申し訳ないけど、元々こういうしっかりめの文章書くような人間じゃないし、堅苦しい文章ではこの「ちょ、聞いてくれる!?」みたいな、あの女子特有の感じを表現できない。
感覚が伝わってほしいだけ、ニュアンスさえ伝わりゃいい。

ちょっと話がとっ散らかったので戻していくと、
安住の地のような沼に、極楽の湯の如くどっぷりと、しかも肩までしっかりめに浸かっていた私。
そんな私がその沼を出るきっかけになったのは、ある動画と一生の友であるSちゃんのジャニオタ出戻りがきっかけだった。

整理できたら書くのが止まるのか、整理し終わるまで書き続けられるのか。
その辺も私自身分からないけど、続けられるところまでやってみようかなと思っている。
勢いで始めてるから続くか賭けだなぁ、、続きが書けてたらハーゲンダッツでも買って飽きなかったお祝いでもしよ。